小さな声を、聴く力! ー建築局審査報告よりー 市政報告㉒ 皆さまの声を、議会でカタチに! 横浜市会議員 久保かずひろ
第1回市会定例会のR3年度の予算審議で、私は建築局で質疑を実施。その一部を報告します。
●市営住宅の共益費徴収の負担軽減へ
市営住宅の共益費は、住民高齢化で個別訪問での徴収が困難になっています。私は神戸市の事例を示し、住民以外の徴収方法の早期実現を提案しました。市は、次期指定管理者の公募要項を公表する際に、業務に共益費徴収を盛り込む等の検討を進めると、議会で初めて明言。今後、自治会の負担軽減が進みます。
●市営住宅集会場にAED設置を
市営住宅の集会所等への「AED設置」は、住民や利用者の命を救う事につながると提案。私は、他都市の公営住宅でもAEDを導入している事例を指摘し、先駆的な導入を訴えました。市は「入居者の高齢化等を踏まえて、市営住宅へのAED設置を検討する」と回答、前進します。
●市営住宅の介護車両の駐車場確保策
住民が高齢化する市営住宅では、介護や福祉の訪問者等の駐車場確保が課題です。現在は、空き駐車場を利用した無料の「一時利用駐車場」と有料の「予約制駐車場」の2つがあります。私は「まだ導入されていない市営住宅にも周知すべき」と提案。市は「ルールをまとめ、わかりやすい資料を作成して周知する」と明言しました。
さらに、誰でも利用できる駐車場の利用促進が重要と改善を提案。市は「周辺地域の方々にも事前周知を行い、導入を進める」と答え実行に移ります。重ねて、行政財産である空き駐車場の更なる活用を要望しました。
■県営阿久和団地の集会所トイレに手すり
老人会の皆さまよりご相談を受け、集会所トイレに手すり設置を実現。男性・女性用の計3カ所の設置が完了しました。
■瀬谷図書館トイレに自動水栓
このほど瀬谷図書館のトイレ手洗いに自動水栓を設置。コロナ禍でご相談を受け、バリアフリー用をはじめ成人・子ども用の計7カ所のリニューアルを実施しました。
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