泉区和泉町住居表示検討委員会(会長・日並勇和泉中央連合自治会長)は9月16日、泉区役所で7回目の検討委員会を開き、第一次地区(南東部)の新町名案を「下和泉(しもいずみ)○丁目」とすることを決めた。
泉区の総面積23・51平方キロメートルのうち和泉町の面積は8・52平方キロメートルと約36%を占め、横浜市内で最も広い。区内12連合自治会町内会のうち和泉北部、和泉中央、下和泉、富士見が丘、中田の5つの連合が和泉町域にかかっており、区民の約3分の1が暮らしている。
地番も瀬谷区瀬谷町に次ぐ7900番台まで存在し、市街化区域(都市計画法に基づき指定されたすでに市街地を形成している区域と、概ね10年以内に優先的かつ計画的に市街化を図るべき区域)と市街化調整区域(市街化を抑制する区域)が混在するため、住所がわかりにくいところがあるという声も多い。
住所のわかりにくさを解消しようと各地区の連合自治・町内会長らによる検討委員会を昨秋に発足し、南東部の一部(約0・524平方キロメートル、約2500世帯)を「第一次地区」に設定。新名称への変更を討議してきた。
アンケートでも下和泉
同委員会は、新町名に関する住民の意向の把握や検討資料とすることを目的に7月28日から8月18日にかけ、対象地区内の世帯と事業所にアンケートを実施。2115枚を配布し、820枚(38・7%)の回答を得た。
町名候補の集計結果は下和泉が397、和泉南178、南和泉86・5、泉南94・5、その他47、反対13、不明4だった(・5は複数選択のものを分割)。
新町名・新町境の正式決定は12年5月の横浜市会議決後で、同10月からの実施を予定している。
二次地区も検討開始
同委員会は同日、長後街道より南側(いずみ中央駅〜立場駅付近)を対象に25年秋実施を目指す「第二次地区」の検討を始めた。
和泉中央連合と下和泉連合の一部エリアが対象で、総面積は約1・44平方キロメートル、世帯数は約4900世帯となる。第一次地区同様、検討委員会を重ねるとともに、町名アンケートの実施等を予定している。
住居表示の地元説明会
横浜市は和泉町住居表示などに関する地元説明会を、第一次地区(南東部)の住民向けに4ヵ所で開催する。
和泉第一町内会館は11月12日(土)19時〜、下和泉住宅自治会館は13日(日)14時〜、下和泉青少年の家は16日(水)19時〜、下和泉地区センターは19日(土)13時〜。
いずれも事前申込みは不要で先着順。
詳細は市市民局住居表示係【電話】045・671・2320へ。
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