泉区版 掲載号:2018年1月4日号 エリアトップへ

2018年平昌(ピョンチャン)パラリンピックで選手団長として日本代表チームを率いる 大日方(おびなた) 邦子さん 横浜市栄区出身 45歳

掲載号:2018年1月4日号

  • LINE
  • hatena

小さな「できた」を積み重ねて

 ○…3月に韓国・平昌で開催されるパラリンピックに日本代表選手団長として臨む。自身もかつて代表選手として94年のリレハンメルから長野、ソルトレークシティ、トリノ、バンクーバーと5大会連続で出場し、金メダル2個を含む10個のメダル獲得は日本人の冬季最多。「他の世界大会と比べても特別な大会。独特な雰囲気の中でも普段の実力を発揮できるよう、選手をサポートしていきたい」

 ○…県立柏陽高校2年の時に、座ったままでも滑れるチェアスキーの存在を知り、冬は月に1回ほどの頻度でゲレンデに向かった。初挑戦のリレハンメルは「出るだけ」だったが、その後に練習を本格化させた。そして迎えた98年・長野。冬季大会での日本人女性初の金メダルを手にした。そのことは自身だけでなく、パラリンピックの認知度をも上げることにつながった。その後も選手時代は海外で練習を重ね、1年の半分を雪上で過ごした。

 ○…交通事故で足を失ったのは3歳の時。父の手があとわずかでも遅ければ、足だけでは済まなかった。「命が残っているというのは、きっと何か意味があるのよ」。母の言葉はいつも背中を押した。一方で、当時の記憶は幼すぎて残っていない。そのため義足での生活に抵抗はなく、木登りやブランコが大好きだった。学級委員にも手を挙げるほど活発な姿に、「障害者なんだから大人しくしていればいいのに」との心ない声もあった。だが、「できることはなんだろう、どうしたらできるだろうっていつも考えてた。些細なことでも、『できた』っていう喜びは大きかった」。ひたむきな好奇心で道を拓いてきた。

 ○…「選手を見て、かっこいいでも、かわいいでもいい。『あの選手の太もも、すごいな』でもいい」。それは例えば、片足で可能性を追い続けるアスリートとの出会いにもなる。「障害があるないは関係ない。いろんな競技を知って楽しんでほしい」。祭典を前に声は弾む。

田近淳 司法書士事務所

相続・遺言・登記・債務整理・成年後見など法律の悩みご相談下さい。初回相談無料

http://www.tajika.jp/

<PR>

泉区版の人物風土記最新6

下平 隆宏さん

サッカー・J1リーグへ13年ぶりに昇格した横浜FCの監督を務める

下平 隆宏さん

南区在住 48歳

1月9日号

藤井 謙宗(けんそう)さん

(株)横浜スタジアムの代表取締役社長として今年、五輪会場の管理運営を担う

藤井 謙宗(けんそう)さん

53歳

1月1日号

森 駿也さん

「ねんりんピック2019」囲碁の部で優秀賞を受賞した

森 駿也さん

岡津町在住 77歳

12月5日号

門間 一郎さん

上飯田町運転ボランティアグループのドライバーを務める

門間 一郎さん

上飯田町在住 70歳

11月28日号

佐藤 久美子さん

各地でフラを通したボランティア活動に取り組んでいる

佐藤 久美子さん

新橋町在住 67歳

11月14日号

森 敬斗さん

ドラフト会議で横浜DeNAベイスターズから1位で指名された

森 敬斗さん

青葉区在住 17歳

11月7日号

南 敏弘さん

しもずく歌声サポーターズの代表を務める

南 敏弘さん

下和泉在住 79歳

10月31日号

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 1月16日0:00更新

  • 1月9日0:00更新

  • 1月1日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

最近よく読まれている記事

コラム一覧へ

泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2020年1月16日号

お問い合わせ

外部リンク