中学生軟式野球チーム「横浜オール泉野球クラブ」の佐藤由人さん(中3)と三浦秀斗さん(同)がこのほど、少年軟式野球国際大会の日本代表に選ばれ、8月にアメリカで開かれる大会に出場する。
大会は、(公社)少年野球国際交流協会が、少年野球を通した海外との国際交流を主な目的に1983年から開いているもの。選手は、遠征地でホームステイを体験しながら、試合に臨む。今回、日本からは、東日本の代表選手たちで構成された2チームが出場する。
2人は泉区の中学生軟式野球チーム「横浜オール泉野球クラブ」に所属。受験勉強と両立しながら深谷通信所跡地内にあるグラウンドで毎週末、練習を重ねてきた。
今年5月に開かれた「第34回春季東日本中学生大会」の選抜大会に出場した際には、そろって優秀選手に選出され、同時に日本代表の座を手に入れていた。
幼稚園児の頃に野球を始めたという佐藤さんは「大会優勝はもちろん、海外の文化や伝統も学んで持ち帰りたい」、また三浦さんは「海外の身体の大きな選手にも負けないような力強いプレーをしたい」とそれぞれ国際大会への意気込みを語る。森勝男監督は「2人とも内外野をこなし、チームの要として活躍している。国際大会でも、日本を勝利に導くようなプレーをしてほしい」と期待を込める。
同チームは設立されて今年で12年目。現在、15人のメンバーが所属し、監督を中心にボランティアたちが指導をおこなっている。
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