和泉小学校（平井克明校長）で工事が進められていた「自然いっぱいニコニコ池」がこのほど完成し、９月25日に記念式典が開かれた＝写真。
長く手つかず状態だった校内の池を、学校シンボルとして再生させようと始まったこの「池プロジェクト」。当初は平井校長１人での池掃除から始まったが、学校・行政・地域・保護者が一体となった協働の取り組みに発展していた。
４月に池を中心とした約40平方メートルが完成。そして今回、池の周辺整備が完了した。池の中央には、児童らが製作したししおどしも設置され、軽やかな音を響かせている。
この日は、全校生徒の前で平井校長が完成を報告。施工した株式会社泰山園（旭区・高橋卓社長）の社員らを拍手で出迎えた。高橋社長は「これからが始まり。みなさんの手で池を育てていって下さい」と話し、モミジの木を寄贈した。平井校長は「危険な場所を安全な場所にという逆転の発想で素晴らしい提案と工事をしていただいた。維持・管理に努め、学習につなげていくことが大切」と児童らに呼びかけた。
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