「スケアード・ストレイト教育」と呼ばれる、交通事故の危険性を疑似体験してもらう交通安全教室が11月19日、領家中学校で1年生を対象に行われた。
これはJA共済連が全国各地で開催しているもので、スタントプロダクションの役者が過去に実際にあった交通事故を再現している。
安全教室では一時停止を無視した自転車が車にはねられた事故や、横並び走行の自転車同士による衝突、大型トラックの内輪差による巻き込み事故などを再現。「ガシャン」と音を立てて車が自転車にぶつかる様子に、生徒からは「ひどい…」と思わず声がもれた。
実演の後は実際に代表生徒がヘッドホン着用や携帯電話を操作しながらの自転車運転を体験。ハンドルさばきがままならない危険性を実感した。
生徒のひとりは「横並び運転は自分もしたことがあるので、身近なところで事故は起きるものだと感じた」と感想を語った。指導した泉警察署交通課の平康二課長は「区内で自転車事故が多く発生しています。事故のないよう楽しい学校生活を送ってください」と呼びかけた。
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