神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
泉区版 公開:2021年1月1日 エリアトップへ

岡津小 今年は創立100周年 記念品にかるた作成へ

教育

公開:2021年1月1日

  • LINE
  • hatena
参道由来の校門に立つ宮路校長
参道由来の校門に立つ宮路校長

 2021年、泉区の明るい話題のひとつが岡津小学校(宮路ますみ校長)の創立100周年だ。10月に開催する記念式典にむけて、1月からは在校児童による「岡津かるた」の制作を予定している。

 岡津小学校は大正10(1921)年に開校。学制発布により明治6年に出来た岡津学舎をルーツとしている。校舎敷地は隣接する三嶋神社の参道だったと言われており、現在も参道の階段がそのまま学校正門に使われている。

 戦時中は空襲で校舎が全焼するも、地域住民が廃材を持ち寄り仮校舎を用意。1949年には焼け跡に再び木造校舎が完成し、その後は増築による鉄筋化や太陽光発電の設置、トイレの洋式化など時代に即した変化を加えながら現在に至る。新橋、緑園東、西が岡、名瀬、上矢部の各小学校は、いずれも岡津小から分離独立した学校だ。

 100周年に先立ち同校では地域住民や学校関係者からなる実行委員会が2019年に発足。今年10月末に開催予定の式典、記念誌制作、記念事業の3つを軸に準備を進めている。このうち記念事業の一つとして今月から取り掛かるのが、在校児童による「岡津かるた」の制作だ。

 五十音を学年ごとに割り振りクラブ活動や地域の歴史など、学校やまちの特色を盛り込んだかるたを作成する。読み札のほか、絵札のイラストも児童が担当。完成品は100周年式典の記念品として配布される予定だ。

 宮路校長は「学校にとっても一生に一度の節目。学校の存在意義を再確認しながら、児童・地域にとって思い出に残る一年になれば。学校としては感謝の気持ちを伝える一年にしたいですね」と説明する。

記念マスコットも

 一昨年には100周年キャラクターとして、同校正門の大きなヒマラヤ杉をモチーフした「ヒマラーとマラヤン」が誕生。当時4年生だった児童のイラストが原案となっており、教職員の名刺や運動会時のTシャツなどに描かれている。

新橋小・中田小も周年

 今年は岡津小のほかに、同小から独立した新橋小学校が創立50周年。中田小学校も70周年の節目を迎える。また2022年に周年を迎える学校の中には、慣例に従い今年記念式典を行う予定の学校もある。

泉区版のトップニュース最新6

市内品評会で最優秀賞

大矢養鶏(和泉町)

市内品評会で最優秀賞

餌にこだわり「見た目よく」

3月28日

4月から雇用率引上げ

障害者就労

4月から雇用率引上げ

市も企業啓発に注力

3月28日

災害時の資機材を敷地に

ゆめが丘グループ

災害時の資機材を敷地に

市ボラセンに協力

3月21日

46年の歴史に「ありがとう」

いずみ野小

46年の歴史に「ありがとう」

統合で4月から新たに

3月21日

避難所備蓄に不安も

災害時トイレ

避難所備蓄に不安も

携帯型、1日で尽きる恐れ

3月14日

駅前に10階建マンション

ゆめが丘

駅前に10階建マンション

相鉄不動産が26年完成へ

3月14日

あっとほーむデスク

  • 3月28日0:00更新

  • 3月14日0:00更新

  • 3月7日0:00更新

泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

バックナンバー最新号:2024年3月28日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook