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公開日:2022.02.24

松陽高校2年堀切順正さん
将棋で同校初の全国出場
部活なく、個人で奮闘

  • 大会の賞状や盾を手にする堀切さん

    大会の賞状や盾を手にする堀切さん

 松陽高校(和泉町)2年の堀切順正さんが将棋で奮闘している。県大会や関東大会で上位に入り、1月下旬に徳島県で行われた全国大会「第30回高等学校文化連盟将棋新人大会」に出場。同校には将棋部がないものの教諭のサポートを受け、学校代表として再びの全国出場を目指している。



 堀切さんは父親からルールを教わり、4歳の頃から将棋を始めた。小学2年になると大和市内にある道場へ通い、間もなく大人と対等に戦えるほどの実力に。中学2年の時にはプロ棋士の登竜門とされる「奨励会」の入会試験に一発合格した。しかし、「学生の大会に出たい」と高校1年の冬に退会。2年になった今年度から学生大会への出場を始めた。



緊張感ある大会



 昇段を目指していたこれまでとは違い、「大会には1日で勝負がつく緊張感がある」と堀切さん。11月の神奈川県高等学校総合文化祭将棋大会予選は4戦全勝で通過、トーナメントで争った決勝では2位となり、県代表として関東大会への切符を掴んだ。1都7県32人が出場した関東大会男子の部では「相手のミスを誘って難しい局面に持ち込む将棋」で4位になり、全国出場を決めた。



 迎えた初の全国大会は予選は通過したものの、決勝トーナメントの初戦で岩手県代表を前に五手詰を見逃すミスで敗退。「終盤がボロボロ」と反省が残るとともに「詰将棋を鍛えたい」と課題も見えた。現在はネット将棋に向かい、再び全国を目指す4月の「高等学校将棋選手権大会」予選に備えている。



「全国出場なら引率」実現



 大会に出場したい思いを伝えられた1年の時の担任・多田浩樹教諭は「全国に出場するなら引率する」と約束。2年になり担任ではなくなったものの、約束通り大会の引率をしている。堀切さんの印象は「冷静で落ち着いた生徒」と多田教諭。「落ち着きすぎて勝敗が分からない時もあるほど」と話す。



 得意な戦法は「四間飛車」。常に15手程度先を読んでいるという。3年生になるため、大会に出場できるのは今夏まで。1局1局を大切に、将棋盤に青春をかける。

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