横浜市財政ビジョン

　昨年６月に策定された横浜市財政ビジョンでは、将来世代に負担を先送りせず、市政の土台となる財政の持続性を実現していくことが確認されました。

　その基本方針には、債務の管理や財源を確保して予算編成や執行を行うとともに、「資産管理」を行うことも示されています。今回決算特別委員会において、私はこの点について財政局と議論いたしました。

泉区の好事例

　横浜市には約１００haの使われていない土地があります。これらの土地を横浜の経営資源として有効に活用し、価値を最大限に発揮することが大切です。

　泉区・弥生台駅北口の自転車駐車場は、土地の有効活用の余地があったので、開発事業者に貸付け、賃貸住宅等と一体で自転車駐車場を再整備する事業を実施しました。現在、賃貸住宅の建設が進んでいます。

　閉校した緑園西小学校の利活用については、地域住民のアンケート調査を実施し、まもなく民間事業者のサウンディング（対話）型市場調査が実施され、地域の声を大事にしながら新たな活性化や価値を生み出す活用を進める取り組みが行われことを期待しています。

今後に向けて

　今年度、財政局に「ファシリティマネジメント推進室」ができました。土地・建物等の保有資産を貴重な経営資源として総合的にとらえ、有効活用が実現できるよう精力的に取り組んでいくよう強く要望しました。

ふもと理恵事務所

横浜市泉区中田東３－１５－９

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