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泉区 経済

公開日:2024.03.07

みなとみらい
52街区の開発工事着工
27年7月に開業予定

  • 起工式で鍬入れを行う、(株)光優の襟川陽一社長(左)と大和ハウス工業(株)の芳井敬一社長

 横浜アンパンマンこどもミュージアムや高島中央公園などに隣接するみなとみらい(MM)21中央地区52街区の開発事業が2月22日に着工した。

 着工に先立ち、20日には同地で起工式が執り行われ、関係者らが工事の安全を祈願した。オフィスビルと美術館が3年後の27年5月竣工、同年7月の開業を予定する。

 同地区の開発事業者は『信長の野望』『三國志』など人気ゲームコンテンツを提供する(株)コーエーテクモホールディングスの親会社である(株)光優(港北区)と、大和ハウス工業(株)(大阪市)。

ゲーム美術館やアートガーデン

 地上29階、地下2階のオフィス棟の低層部にはカフェなどの店舗や、ワーキングスペースが入居予定。光優は敷地南側に世界初となる地上3階建てのゲームアートミュージアムと、ゲームの世界観を演出するアートガーデンを整備する。

 オフィス棟の地下には、MM地区に冷暖房や給湯に使う熱エネルギーを製造・供給する地域冷暖房プラントが新設される。みなとみらい二十一熱供給(株)(中区)が運営するもので、地区内3カ所目となる同プラントでは同社供給エリア内の熱需要のうち、20%を供給可能となる。

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