鍋で節電、健康家族に 管理栄養士・馬場さんがアドバイス
寒い冬に家族で囲むお鍋。ほかほかと部屋全体が温まるので暖房いらず。食器は取り皿とお箸のみの必要最小限なので片付けが楽ちん。お鍋の中に食材を切っていれるだけの簡単調理。熱源はコンロ一つで全て完結。作りながら食べる料理なので温めなおす必要もなし。本当にお鍋料理は忙しい主婦の味方です。時短だけでなく節電にも役立つのでどんどん活用しましょう。お鍋料理には、白菜やネギ、きのこ類などの野菜がたっぷり入ります。肉類や豆腐、油あげなどの大豆製品、たらやカキなどの魚介類はたんぱく源になります。一つのお鍋の中にさまざまな食品を入れることができるので、食事として理想的な栄養バランスにすることができます。お鍋料理のその他の栄養上のメリットは、【1】カリウムがとれること。高血圧予防やむくみ解消に役立つとされているカリウムは水溶性なので、茹で汁に流出します。そうした水溶性の栄養素も逃さず食べることができます。【2】メタボ予防・ダイエット効果。野菜のかさがあるのでお腹いっぱい食べてもさほど高カロリーにはなりません。食べ過ぎ予防効果もあります。鶏肉や豆腐などの良質なたんぱく質が筋肉量を減らさずに体脂肪だけを減らすことに役立つので、健康的にやせたい方にぴったりです。最後に一つだけ。”しめ”の雑炊、うどん、お餅など、炭水化物のとりすぎにだけは注意しましょうね。
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4月18日