戸塚道場 3剣士が県代表 10月、宮崎の全国大会へ
戸塚小学校を練習拠点とする戸塚道場から3人の剣士が県代表として全国の舞台に臨む。6月に行われた県予選の各部門で2人が優勝、1人が準優勝の成績を残し、10月に宮崎県宮崎市で開かれる全国道場少年剣道選手権大会への出場権を手にした。
「稽古通りの試合運びで、落ち着いていた」――。後援会会長でもある本村正英代表は、県予選を総括した。
全国大会に臨むのは、いずれも県予選、中学生男子の部で優勝した井出和希くん(中2/小雀町在住)と小学生男子の部優勝の本村嘉偉くん(小6/汲沢在住)、小学生女子の部準優勝の井出ひかりさん(小6/小雀町在住)の3人。予選の各部門には76人、130人、34人が出場した。
個人戦では、井出和希くんは小学6年時に全国大会を経験しているが、小学生の2人にとって全国は初の挑戦となる。
3人に共通しているのは親兄弟に剣道経験者がいること。井出和希くんとひかりさんは兄妹でもある。嘉偉くんの父、本村代表は「皆、家族の姿を見て、勝つことの厳しさや喜びを学んだのではないか」と話し、「剣道に勝ち負けはつきもの。(全国大会に)出場することを大切に、しっかり稽古して悔いのないように戦ってほしい」と激励した。少年部の槌田和博監督によると、3人は小学校低学年時から稽古日以外でも鍛錬を重ねてきたという。槌田監督はそんな3人の剣道に対する姿勢を評価し、「ぜひ日本一を目指して頑張ってほしい」とコメントを寄せた。
全国大会に向け「3年生にも勝って優勝したい」と気勢を上げる井出和希くん。本村嘉偉くんは「やれる限りのことをして皆の期待に応えたい」、井出ひかりさんは「稽古を頑張って決勝まで勝ち進みたい」と三者三様の表現で本戦での健闘を誓い合っていた。なお、本村くんは9月に大阪で開かれる都道府県対抗大会への出場も決まっている。
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4月18日