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戸塚区版 公開:2016年2月18日 エリアトップへ

川上小特別合唱クラブ 初の全国最高賞 こども音楽コンクールで

教育

公開:2016年2月18日

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文部科学大臣賞を受賞した特別合唱クラブのメンバー
文部科学大臣賞を受賞した特別合唱クラブのメンバー

 川上小学校(倉本惠校長)の特別合唱クラブがこのほど、2015年度こども音楽コンクールの小学校合唱部門で全国最高賞にあたる「文部科学大臣賞」を受賞した。2月27日(土)には、東京オペラシティコンサートホールで開催される授賞式および記念演奏に出場する。

 同コンクールはTBSラジオ&コミュニケーションズなどの主催で毎年行われ、今回で63回目。小・中学生を対象に、合唱をはじめ管楽合奏、重奏など6部門で実施される。

 大会は音源審査、地区大会、ブロック大会の順に約1年をかけ開催。ブロック大会で最優秀賞を受賞した学校の録音音源を審査し、今回の「文部科学大臣賞」が決定した。

 全国最高賞にあたる同賞の受賞は、同校初の快挙。クラブ部長の渡邉真優さん(6年)は「これまでいろんな賞をもらったが、(今回は)日本一なので特に嬉しい」と喜びを見せた。

勝因は「素直さ」

 同クラブは、昨年9月に厚木市で行われた地区大会を最優秀賞で突破。12月に東京都で開催された「東日本Aブロック」大会へ出場した。歌ったのは、空をはばたく大鷲の姿を描いた合唱曲「いまの『いま』」だ。

 「みんな『これでもか』というほど表情豊かに歌いきった」と話すのは、同クラブ顧問の神山恭教諭。「苦手だった」という母音を、はっきりと発声するための秘策だという。

 9月に参加したNHKコンクール関東甲信越大会で、審査員らから「綺麗だがこじんまりしている」という指摘を受けていた。原因は、母音を発声する際、口をしっかり開けていないことにあると分析。児童らはお互いに見つめあい、口の大きさを確かめ合いながら、表情豊かに歌えるよう練習を重ねた。結果は最優秀賞。全国大会にあたる審査会にコマを進めた。神山教諭は「教えたことはどんどん吸収してきた。仲良く、素直な子が多いのが勝因だと思う」と話す。

憧れのクラブ

 同クラブはメンバーは4年生から6年生53人が所属し、3年生が体験入部中だ。週3回の朝練のほか、土曜日にも練習を行っている。全校集会などで演奏する機会が多く、1・2年生の頃から憧れ、入部を志願する児童も多いという。

 2月27日(土)には、同コンクールの授賞式および記念演奏が東京オペラシティコンサートホールで行われる。渡邉部長は「3月にも保護者や地域の方に向けた演奏会をするので、今までの成果を出したい」と笑顔で話した。
 

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