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柏尾橋下流 「魚道」設置で鮎の遡上期待 上矢部住民らの熱意形に

社会

掲載号:2018年2月15日号

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魚道を指さす二宮代表
魚道を指さす二宮代表

 神奈川県は柏尾川にかかる柏尾橋下流に魚が遡上できる「魚道」を1月31日、設置した。柏尾川上流の阿久和川に鮎を呼び戻そうと活動を続けていた「上矢部まちづくりの会」(二宮兼重代表)らの熱い思いが形になったもので、2月25日には、完成を祝う会も開かれる。

「阿久和川に呼び戻したい」

 長さ8・5m、幅3・5mあるこの魚道。1月18日から工事が始まり、31日に完了した。県横浜川崎治水事務所では、「柏尾川上流の阿久和、舞岡、名瀬、平戸永谷各河川に鮎などの生物が遡上できるようにすることを目的として設置したもの」としている。

02年から美化活動

 阿久和川の清掃活動を行う上矢部小学校児童をサポートするため、2002年に結成されたまちづくりの会。以後毎月第4日曜日に同河川の美化活動を今に至るまで継続している。こうした活動を横浜市が評価。06年から3年かけ、河川内を児童らが歩ける、特別な「歩道」などを設置している。工事完了にあわせ市が08年に河川の生き物調査をしたところ、鮎を確認。翌09年からは同会が毎年7月に調査を実施してきたが、以後昨年まで鮎を確認することはできなくなっていた。会ではその理由を、初調査の直後、県が柏尾川の治水対策として時間雨量50㎜に対応する河床(かしょう)掘削工事をしたことによるものではないかとみている。県は掘削工事後、水路の勾配を安定調節するための段差を作ったほか、護床(ごしょう)ブロックを設置。「このブロックで鮎が遡上できなくなったのでは」と二宮会長は話す。”阿久和川で鮎が泳いでいるところを子どもたちに見せたい”という会の思いはそれでも変わらず、行政に魚道設置の働きかけを継続、地元選出の議員などの後押しもあり、今回の実現に至った。

 2月25日には、上矢部小の児童や関係者らによるセレモニーを同橋下で行う。

 県は「(鮎が上流で確認されなくなった)直接の理由は分からないが、地域住民の思いを受け、魚道を設置した」と話している。

 二宮代表は「県をはじめ多くの方々の力添えで完成にこぎ着けた。今年7月の調査ではきっと鮎が確認できると思う。今から楽しみにしている」と笑顔を見せている。
 

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