戸塚郵便局長に就任した 宮崎 登さん 平塚市在住 57歳
目標に向かって果敢に挑戦
○…「お客様である戸塚区民の方々にどんなサービスを提供できるのか、案を練っています」。目じりを下げながら話す姿は”人懐っこさ”にあふれる。現在は行政や警察などへのあいさつ回りをしながら区の特性を見極めているところだ。「坂道が多く予想以上に道幅が狭い。配達業務を担う我々が避けたいのが交通事故。まず安全第一を徹底する」。柔和な雰囲気から一気に引き締まった顔立ちに。硬軟併せ持つ人柄を垣間見せる。
○…大学卒業後、他県の市立小学校で講師を務めていた。当時教員への道は狭き門で果たせずにもがいていたという。「結婚の約束をしていたのが、長年連れ添うことになる今の妻。生活を安定させるため郵便局員への道を選択した」。入局後配達業務に従事。これが楽しかった。「『お、ちょっと寄っていきなよ!』と声をかけてくれる。営業もうまくいって」。成功体験を重ねるうちに役職に就き、手腕をふるうことに喜びを見出すように。こうした積極性が評価され、直前には緑郵便局長を務めていた。「やるからにはいつもトップを目指してきた」と力を込める。
○…家に帰れば優しい父親となる。成人となった2人娘が子供の頃は乗馬をしたり、妻とは宝塚鑑賞を楽しんだり。海が好きで波乗りやスキューバダイビングにもチャレンジ。「オンとオフを完全に切り替えてあすの仕事に備えています」
○…目標を設定し、それに向かって全力投球する姿勢は亡父からの影響だ。「厳しくも優しい父で、決めたことは最後までやり抜く強さを教えてくれた」。いま自らに課すのが戸塚郵便局のさらなる活性化。「明るく元気いっぱいの局にしたい。心温まる接客ができる職員を育てたいですね」。明確に語った。
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4月18日