三菱地所レジデンス(株)と大洋建設(株)が共同事業として取り組んでいる、戸塚駅西口側「バスセンター前」交差点近くのマンション1階に設置される地域交流施設。9月の開所に向けて工事が進んでいる。
両社が共同事業として進めているこのマンション建設(戸塚町4018の1他)。地下1階、地上14階建てで、1階部分に約150平方メートルの面積を持つ地域交流施設が設置される。子育て世代からシニア層など幅広い世代が趣味を楽しんだり、会議を開いたりする場としての活用を予定している。このほか、1、2階に商業施設が入る見込みで、3階からは共同住宅(マンション)になる。
地元の声も反映
マンションが新設される場所は旧バスセンター跡地。戸塚駅の再開発に伴い、戸塚区役所やバスセンターが現地に移動したことにより、西口の賑わいが失われることを危惧した横浜市は、▽若者や子育て世代を呼び込む商業施設▽多様な交流・コミュニティを生み出す施設――を条件に2014年9月に跡地の売却・貸付での公募を開始。地元代表者、有識者からなる「戸塚駅西口第3地区市有地活用検討会議」の提言書なども受け、翌15年2月に市の選定委員会の審査を経て、両社が選ばれていた。
西口には、今回再開発される旧バスセンター跡地のほかに、戸塚旭町通商店会の中に位置する土地も同時に売却された。これが16年に竣工した現在の戸塚ガーデンプラザだ。
湯川仁戸塚旭町通商店会長は「地元が力を合わせて賑わい創出のため動いてきた。交流施設を要望してきたので形になって何より。子育て世代を支援できるような施設になると嬉しい」と話した。
両社は「カフェスペースや会議室を設け、地域の方々に立ち寄っていただければ。様々なイベントやセミナーを開催し、賑わいをもたらす場所を目指します」と語った。
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