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戸塚郵便局 還付金詐欺防止に協力 注意喚起はがき 協賛募る

社会

掲載号:2018年5月31日号

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昨年度のはがきの裏面
昨年度のはがきの裏面

 区内で還付金を名目として、キャッシュカードをだまし取り、金銭を奪われる詐欺が急増中だ。戸塚郵便局では戸塚警察署に協力しようと、注意喚起を促すはがきを趣旨に賛同する企業の協賛を受けながら、高齢者が多く住む地域などに発送する計画を進めている。

 同郵便局は社会貢献の一環として、急増する区内での還付金詐欺を減少させるため、郵便局が持つ情報を活用し、高齢者が多く住む地域などに詐欺に対する警戒を呼びかけるはがきを発送する計画を進めている。キャッシュカードを手渡してしまうケースが増加していることから、それへの注意喚起も促す考えだ。

 このはがき(かもめ〜る)は、表面に協賛企業の社名などが入り、裏面は詐欺を行う者が使用すると想定される文言が記されている。協賛企業のメリットは、社会貢献ができると同時に、社名の周知に役立てることができる。同様の取り組みは過去に行ったことがあるが、今回は還付金詐欺が大幅に増加していることから、局としてもその防止への一助を果たしたいと、本腰を入れている。

 「かもめ〜る」は、町丁目単位や30世帯以上のマンション(集合住宅)など配達希望エリアを指定できるもので、局では業務を通じて蓄積してきた情報を駆使し、高齢者が多く住むエリアに配布していきたい考えだ。料金は1万円程度(約130枚)から、6月30日(土)まで受け付けている。宮崎登局長は「企業には趣旨をご理解してもらい、協力をお願いしたい」と話す。

 問合せは【電話】045・881・4614。

昨年度比約3千万円増

 戸塚警察署によると、今年1月1日から5月22日現在、39件の振込詐欺(特殊詐欺)が発生。被害額は約4750万円にのぼっており、昨年同時期より26件増加(被害額は約3千万円増)している深刻な状況。そのうち30件がキャッシュカード手渡し型と呼ばれる手口だ。

 「医療費や保険金の払い戻しがあり、銀行が手続きに対応する」などと役所の職員などを名乗る者から連絡が入り、その後行員になりすました者が手続きには古いカードは使えず、セキュリティの高い新しいキャッシュカードカードが必要と言葉巧みに話し、暗証番号を聞き出したところで、カードをだまし取り、口座から引き落とされるケースが多い。

 戸塚警察署は「金融機関職員などがカード類を取りに行くことは絶対にない。迷惑電話防止付き機器の購入、留守番電話の設定をお願いしたい」と呼びかけている。

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