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設立20周年を迎えた明治学院大学ボランティアセンターの初代所長 加山 久夫さん 舞岡町在住 82歳

掲載号:2018年11月8日号

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日常の中で手を差し伸べて

 ○…設立20周年を迎えた明治学院大学ボランティアセンター。先月20日の記念イベントで初代センター長として講演。誕生のきっかけは1995年の『阪神・淡路大震災』。この年はボランティア元年と呼ばれ、それまでボランティアと関わりのない人々も積極的に活動に参加する年に。「何かしたい何かしなくては、という声が学生から自然に湧き上がっていた。教職員でカンパを出し合い、学生に現地までの交通費の足しにと手渡した」と当時を振り返る。

 ○…延べ350人の学生が約3カ月にわたって支援活動に参加する様子に当時の森田武理事長がセンターの設立を提言、初代センター長を任命された。「ないない尽くしの中で始まってねぇ」と苦笑い。事務所は部長を務めていた宗教部の片隅、予算も少なく、周囲の理解もなかなか得られない。「3年間の猶予を下さい!」と学内で宣言し、センターの必要性や意義を行動によって理解してもらおうと奔走。が、残り1年を残し研究のため米国ボストンへ。「理解を得るのに2年で充分だった」とクスクス笑う。

 ○…大阪府出身。クリスチャンの家庭に育ち、小さな頃からキリスト教が共にあったが、太平洋戦争時に現実と教えの中の矛盾や疑問が生じる。「聖書に書かれている奇跡の数々はおかしいなって思ってしまったんだね」。そこにとことん向き合った結果、学者であり牧師の道に進むことになったという。

 ○…ボランティアは有事の際だけではなく、日常の中にあるもの。「貧困、差別とかね、他にも日常の中に多くの問題は溢れ、ボランティアを必要としている」と話し、自身も未だ数々の活動に取り組む。誰かのために手を差し伸べることは至って普通のことだと身をもって示し続けている。
 

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