下倉田町の豊田中央公園が開園30周年を迎え、記念式典が昨年の12月半ばに開催された。当日は周辺地域の関係者らが集い、公園に建てられた「記念碑」が披露された。
「豊田地区」の分割
同公園は豊田地区7町(戸塚区上倉田町、下倉田町、栄区長沼町、飯島町、長尾台町、田谷町、金井町)にとっての「絆を表す施設」として位置づけられているという。この7町は大正期は「豊田村」として、昭和期は戸塚区の「豊田地区」としてひとつのまとまりを形作ってきた。しかし1986年、人口増に伴い戸塚区から栄区が分区。豊田地区も現在の形に分割された。
これを受け住民から「7町の絆を表す施設を後世に残したい」という声が上がったという。市に対する陳情書提出などの働きかけがあり、88年6月にこの公園が誕生した。グラウンドや遊具が設置され、現在まで地域住民の憩いの場となっている。
30周年にあたり、市による公園設備の改修工事も行われた。同公園管理運営委員会の飯島忠義会長は「今後も多くの方々に末永く愛され利用していただける公園にしていきたい」とコメントした。
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