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矢部町在住ピアニスト西本さん 「絵本コンサート」続け20年 生の音で感性育てる

文化

掲載号:2019年5月30日号

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「多世代で楽しめます」と語る西本さん
「多世代で楽しめます」と語る西本さん

 矢部町在住のピアニスト・西本梨江さん(41)は20年にわたり、絵本の朗読にピアノの曲をのせる「絵本コンサート」を行っている。地域の子どもが生の音に触れ、感性を養ってもらうことが目的で、6月29日(土)には区内の施設で開催する。

 西本さんはピアニストとして国内外のステージで活躍する傍ら、20年にわたり「絵本コンサート」を実施してきた。

 「物語の場面に応じて曲調を変えることで、感情移入しやすくなる」と話す西本さん。子どもはもちろん、親や祖父母世代も楽しめるステージを作っている。

新鮮だった「大喝采」

 20年前、ピアニストをめざして桐朋学園大学に通っていた西本さん。コンクールや試験など、審査のための演奏を続ける日々が続くなか、「演奏が苦しく、音楽をする目的がわからなくなっていた」という。

 そんな折に参加したのが、横浜市の青少年向け事業だった。アメリカ・サンディエゴに赴き、現地の若者と交流。そのなかでピアノを披露する機会を得たという。ショパンの「ノクターン」を弾き終えると、大喝采が体を包んだ。「新鮮だった。音楽のすごい力を感じた」

 音楽の魅力を再発見した頃、もうひとつの出会いがあった。作家の柳瀬房子さんだ。本人から貰った「地雷ではなく花をください」という絵本に心を奪われ、「絵本の魅力を音楽を通して伝えたい」と絵本コンサートを企画。当初は小学生から大人を対象に学校や音楽ホールで行っていたが、2013年頃からは乳幼児にも対象を拡大してきた。

子育て経験生かす

 出産と子育てを機に、最近は絵本コンサートを休んでいた西本さん。地元でふたたび開催しようとした動機は、息子・祐人くん(3)を育てた経験だ。「幼い子の聴力の敏感さに驚くばかり。この年頃に、生の音に触れる機会を持つことの大切さを再確認した」と話す。

 また祐人くんを保育園に通わせたこともきっかけのひとつだ。「保育士の先生は本当に忙しく、なかなか音楽教育まで力を注ぐのは難しい。地元の音楽家として少しでも力になりたいと思った」と話す。今後は保育園や幼稚園での開催も視野に入れているという。

 イベントは6月29日(土)に、戸塚区民文化センター・さくらプラザのリハーサル室で開催。0歳から5歳の子と保護者が対象。音楽療法士の堀越美和さんと共に、絵本朗読や手遊び歌など行う。午前10時15分開場、同45分開演。小学生以下500円、大人1500円。申込み・問合せはアール・ミューズ合同会社【電話】・【FAX】045・853・1512。

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