ひきこもり支援説明会
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新型コロナウイルスの流行により、情報収集やコミュニケーションツールとしてスマートフォンなどのICTの活用がこれまで以上に重要性を増している。そうした現状を受け戸塚区は、7月16日に東戸塚地域ケアプラザで高齢者向けのスマホ講座を初主催。予想を上回る応募があり、関心の高さが改めてうかがわれた。
講座開催に向け、担当の地域振興課では前年度から予算確保などの準備を続け、区民活動センターとともに今回の講座を企画。担当者は「コロナ禍で高齢者が会話を楽しむ機会が減っている。スマホを学び、地域の輪を取り戻してほしかった。予想人数を超える応募があった」と語る。
国は5月に、70歳以上の6割がスマートフォンなどの情報通信機器を利用していない調査結果を発表。6月からスマホ講座を携帯会社に委託し、国内で対策が急がれる中の開催となった。
講師は大手携帯会社
講師役として、約10年前から講座を自治体などと協力開催してきたソフトバンク(株)に依頼。当日は同社から5人の講師が参加し、スマートフォンの持ち方など基本動作をモニターを使って説明。受講者たちは話を聞きながらメモを取るなど、集中している様子だった。また、操作がわからない場合には巡回する講師が駆け寄って解説する姿も見られた。
参加をした78歳の女性は「今持っている携帯が使えなくなるので、スマホを勉強しようと思った。今後も講座を受けてみたい」と話した。85歳の男性は「ワクチンの予約時に電話と自宅にある古いパソコンで予約しようとしたところつながらなかったが、妻のスマホからは予約ができた。自分もこれから学んでいきたい」と意欲を見せた。
開催箇所の増加が目標
地域振興課は8月以降も区内のボランティア団体の協力のもと、講座を主催する予定。担当者は「講座のノウハウを蓄積している段階。今後は得られたことを基に地域ケアプラザや地区センター、区内全体で開催できるよう進めていきたい」と話している。
また、8月以降の講座申し込みについては、とつか区民活動センターのホームページや区内各所で配架する広報誌で順次発表を予定している。
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4月18日