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四肢麻痺の本間はるかさん 都内百貨店で初個展 平戸町のアトリエ所属

文化

掲載号:2021年8月19日号

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移動は車椅子を使う本間さん(左)と福家さん
移動は車椅子を使う本間さん(左)と福家さん

 障害の有無を問わず作品作りを追及するアトリエ「あーとすたじお源」(平戸町/福家健彦代表)に所属する本間はるかさん(26)が、8月25日(水)から31日(火)、東京都台東区の松坂屋上野店美術画廊で初めての個展を行う。全国の障害者アートを扱う会社の目に留まり実現した。

 「あーとすたじお源」は、多摩美術大学卒で日本画家を志していた福家さんが、絵の制作において参加者が指導や評価にとらわれず、感性を尊重するアトリエとして2014年に設立。現在は横浜市内の特別支援学校に勤務しながら、週末のみ神奈川区に制作拠点を設けて活動している。

生命力に感銘

 本間さんが中学2年生時、個別支援学級で担任だったのが福家さん。特別支援学校に進学後、「おもしろい絵を描くから続けた方がいい」と当時の担任に勧められたことから、卒業後、事業所で就労しながら絵を制作できる場がないか、福家さんに年賀状や電話を通じて相談。数年を経て、アトリエ設立当初のメンバーとして所属した。

 今回の個展は、池袋にギャラリーを構える「(株)段々色」が昨年9月、アトリエのSNSで本間さんの絵を見かけたことがきっかけ。アトリエに訪れ、実際の絵に触れた代表の福江敬太郎さんは「これはすごい。湧き出るような生命力を感じた」と感銘を受け、画廊に推薦して実現した。

独自技法で描く

 アテトーゼという先天性の障害をもつ本間さんは、常に膝や肘などの関節が痺れて痛む四肢麻痺の症状を抱える。痛みには波があり辛い時は起き上がれない事もあるという。それでも毎週、車椅子で自宅の鶴見から電車などで通い描き続けた。

 筆や鉛筆を細かく使うことは難しいが、ペインティングナイフや工具の刷毛、歯ブラシなどを道具にして、アクリル絵の具やクレヨン、カラースプレー、日本画に使う粉状の顔料などを駆使して抽象画の世界を創っていく。目標としていた個展が、百貨店画廊という大舞台に。本間さんは「単純にびっくり。今はワクワクと緊張が織り混ざった気持ち。色んな人に見てほしい」と話す。今回のために描いた大作を含む約30点が披露され、描き続けた7年間の集大成が見られる。問い合わせは福家さん【携帯電話】090・1459・9133へ。

水で薄めた絵の具を流して描く本間さん
水で薄めた絵の具を流して描く本間さん

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