神奈川県全域・東京多摩地域の地域情報紙

  • search
  • LINE
  • MailBan
  • X
  • Facebook
  • RSS
戸塚区版 公開:2021年9月23日 エリアトップへ

小雀小6年小林仁夏さん 国際平和スピーチで入賞 「命の大切さ」テーマに発表

教育

公開:2021年9月23日

  • LINE
  • hatena
賞状と盾を手にする小林さん
賞状と盾を手にする小林さん

 横浜市内の小中学生が国際平和に対する思いを発信する「よこはま子ども国際平和スピーチコンテスト」の結果が9月9日に市から発表され、小雀小学校6年の小林仁夏さんが審査委員長賞を受賞した。

 同コンテストは、2015年に国連で採択された持続可能な開発目標(SDGs)に基づき、「国際平和のために、自分がやりたいこと」をテーマに市内小中学生がスピーチする。大会は今年で25回目。昨年はコロナ禍で中止となったが、今年は約5万人の参加者から、各区予選会で小、中学生1人ずつが区代表に選出、8月上旬に本選としてビデオ審査が行われた。最優秀となる市長賞のほか、教育長賞、審査委員長賞が小・中学校から2人ずつ選ばれた。

友人の死が契機

 小林さんは「命のバトン」と題した約600字の原稿を作成しスピーチに挑んだ。小学4年生の時、白血病で亡くなった友人の死を機に命について考え、自分に出来る事として、医療用ウィッグのために髪の毛を伸ばし寄付するヘアドネーションの活動に参加。命を大切にすることが世界の平和につながると訴えた。

 友人の男の子とは、地域の赤ちゃん教室で知り合って以来の幼馴染みだった。「心の中で(男の子が)応援してくれていると信じてた」と小林さんは振り返る。市長賞を目指していたため受賞を知った時は「悔しかった」と負けず嫌いの性格をにじませるが、母の智美さんは「ここまで来れたことがすごいこと」とねぎらった。また、以前はクラスで一人で過ごすことが多かったが、受賞をきっかけに「友達が話しかけてくれたり自分から話せるようになって、学校が前より楽しくなった」と笑顔を見せる。今は卒業文集作成に向け、夏休みの職業調べ学習で「生命の誕生に携われる」と母から教えられた助産師の仕事に興味を持っているという。
 

戸塚区・泉区版のトップニュース最新6

新区長に近藤氏

戸塚区

新区長に近藤氏

本紙に区政の展望語る

4月18日

新町名「ゆめが丘」誕生

泉区

新町名「ゆめが丘」誕生

大規模再開発が契機

4月18日

母校・明学の応援歌制作

スカパラ・茂木欣一さん

母校・明学の応援歌制作

戸塚で学生とお披露目

4月11日

開校式で新たな一歩

いずみ野小学校

開校式で新たな一歩

「学校の良さ2倍に」

4月11日

開通に喜びの声

不動坂交差点歩道橋

開通に喜びの声

関係者が「渡り初め」

4月4日

精神障害サッカーで全国へ

飛田秀樹さん(泉区岡津町)

精神障害サッカーで全国へ

「喜び分かち合いたい」

4月4日

意見広告・議会報告政治の村

あっとほーむデスク

  • 4月4日0:00更新

  • 3月28日0:00更新

  • 2月8日0:00更新

戸塚区・泉区版のあっとほーむデスク一覧へ

イベント一覧へ

コラム一覧へ

戸塚区・泉区版のコラム一覧へ

バックナンバー最新号:2024年4月19日号

もっと見る

閉じる

お問い合わせ

外部リンク

Twitter

Facebook