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公開日:2022.09.01
豊田中バスケ部
関東大会ベスト8に
全国直前で悔し涙
横浜市立豊田中学校の男子バスケットボール部=写真=が8月、6年ぶりに県王座として関東大会に出場した。準々決勝で優勝校に敗退し、ベスト8という結果に部員たちは悔しさをにじませるものの、指導する細木恵臣監督は「いい経験になった」とねぎらいの言葉をかけた。
6年前の関東大会で3位となり、初の全国大会に出場したこともある同部は、実業団選手として活躍した顧問の細木監督が指導する強豪校。県大会の上位4チームが出場する関東大会への出場も6年ぶり。公立校ながら監督の教えを受けようと毎年学区内に引っ越してくる選手も多い。現在30人ほどが日々汗を流す。
7月末に行われた「第56回県中学校総合体育大会」では、決勝を大道中(金沢区)相手に72対50と快勝。6年ぶりの王座奪還を果たした。
初戦は快勝
8月8日から都内・駒沢体育館で行われた関東大会では、1回戦目をシードで通過。実質初戦となる2回戦目では、梅丘中(東京都)と対戦。第1クオーターで10点差をつけ勢いに乗り、結果は75対58と快勝して準々決勝へとコマを進めた。
しかしここで豊野中(埼玉県)を相手に苦戦。第1は先行したものの、相手ディフェンスに阻まれるなど第2で逆転、第3第4で点差を離され、結果は66対101で敗退した。3年のキング太主将は「相手は強く大きく、後半は走り負けた」と話し、ここで勝てば全国出場が決まっていただけに「負けた瞬間涙が止まらなかった」と振り返る。細木監督は「これで終わりではなく、冬の大会、高校、大学と次に向けて励んでいければ」と語った。
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