第113話 〜横浜市認定歴史的建造物〜 とつか歴史探訪
令和7年1月早々に西区の日本初洋式競馬場「根岸競馬場一等馬見所跡」が、横浜市認定歴史的建造物に登録され、今更と話題となりました。それでは、この地域ではどうなのでしょうか、登録年順に紹介します。
●平成7(1995)年「旧金子家住宅主屋」:元は品濃町の谷戸にあった明治後期の建物とされますが、復元移築され今は古民家として舞岡公園の顔となっています。
●平成9(1997)年「旧清水製糸場本館」:泉区の天王森泉公園にあります。明治期の製糸事業の歴史を伝え、自然豊かな公園として親しまれています。
●平成13(2001)年「中丸家長屋門」:同じく、新橋町にある製糸事業の歴史を伝える建造物です。
●平成15(2003)年「伊東医院」:戸塚駅近くの旧東海道沿いに建ち、大正の雰囲気を感じる建物です。建屋入り口の案内には、大正14(1925)年建造とあります。
●平成15(2003)年「旧ウイトリッヒ邸」:俣野のウイトリッヒの森から移築され、今は上矢部町にある雲林寺の裏山辺りに保存されているスイス風の建物です。
●平成28(2016)年「俣野別邸」:旧住友邸として当初昭和14(1939)年建造された和洋折衷の住宅ですが、焼失のため再建され今は俣野別邸庭園の象徴となっています。
このように、この地域には多くの歴史的建造物が登録されており、改めて歴史の重みを感じます。余り目立つ案内板などもありませんが、ぶらり散歩がてら訪ねてみるのも良いのではないでしょうか。
![]() 伊東医院
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