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戸塚区・泉区 コラム

公開日:2025.09.18

大山院長の「ちょっとした」医学【1】
腰の痛みと向き合う
やよいだい整形外科

  • 大山泰生院長

 腰の痛みは、日本人に一番多い身体の不調です。診療所の役割は「腰痛に隠れて重い病気がないかを確認する」ことと、「痛みを早く治して再発も防ぐ」ことです。

 CT、MRI、血液検査などは必須ではなく、まずは危険な兆候=「レッドフラッグ」の有無を確認します。レッドフラッグには▽絶え間ない痛み▽年齢が20歳未満、または55歳以上▽体の変形や神経症状があるなどがあります(詳述は後日)。レッドフラッグのない場合、重い病気が隠れている可能性はほぼなく、基本的な治療で回復に向かうと考えます。

 基本的な治療とは物理療法・運動器リハビリでの生活指導や運動指導のほか、痛み止め(抗炎症鎮痛剤)などの薬・注射などを組み合わせたものです。運動器リハビリの担当と常に連携を取り、治療効果を確認しながら必要に応じて追加の検査や治療の変更を行うことが大事です。

 今後も定期的に整形外科にまつわる「ちょっとしたヒント」を掲載していきます。なお、当院の運動器リハビリ治療は事前に電話で予約できます。お気軽にご連絡を。

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