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戸塚区・泉区 コラム

公開日:2025.10.09

戸塚区在住の奏者・栗原武啓 連載❶ 津軽三味線 フラメンコギター
西へ東へ二刀流

 津軽三味線とフラメンコギターの奏者をしています栗原です。

 2つの楽器でプロとして活動しているのは、日本広しといえどもごくわずか。これから僕の携わっている楽器と音楽の魅力、歴史などをお話しながら、皆さんに少しでも興味を持っていただけたらと思っています。

 まず日本の伝統楽器「津軽三味線」。どんな印象をお持ちでしょうか?お爺さんがやるもの?そんなことはありません。今は若者にも人気となっており、私も慶應義塾大学の学生さんに指導しています。魅力はドラムと弦楽器が合わさっているところ。演奏を「弾く」ではなく「叩く」と表現することからもその特性がうかがえます。津軽に生きた人たちの躍動感のある音楽がそこにはあります。どのように生まれたのか?その歴史はとても興味深いものです。

 日本人にはなかなか聴く機会がない「フラメンコギター」は、スペインの南、アンダルシア地方にインドから流れてきたロマ民族の人達が大きく関わっている民族音楽です。

 それはどんな音楽か?ずばりクラシックのような譜面などはなく、その人の魂の感情を唄、音、踊りにした芸術です。感情はむき出し。時には涙を流したり、熱狂したり。見る観客の心に激しく突き刺さります。その人の人となりを表す芸術です。

連絡先:【携帯電話】080‐6627‐4957

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