戸塚区・泉区 スポーツ
公開日:2026.09.17
障害物競走(スパルタン) 永井さん(大正中)が世界2位 「来年は優勝目指す」
戸塚区の大正中学校に通う永井絢(あや)女(め)さん(13)がこのほど、中国で行われた「スパルタンレース」世界大会・13〜14歳の部(女子)で2位に輝いた。今回、同部門に出場した日本人は永井さんのみ。2度目の世界大会で初の表彰台となった。
スパルタンレースとはアメリカ発祥の障害物競走で、レースごとに決められた距離の中に設置された障害物をクリアしながらゴールを目指す競技。重い砂袋を指定の位置まで運ぶ、ロープをよじ登る、雲(うん)梯(てい)など、その種類は多岐に渡り、失敗するとランニングなどのペナルティが課される。
永井さんが出場したのは「キッズワールドチャンピオンシップ」と呼ばれ、14歳以下の子どもが年齢別に分かれて世界1位を目指す大会。日本では国内のキッズレースで5位に入ると出場権を得られる。永井さんは国内のレースで優勝を重ね、招待選手としてエントリー費用などの補助を受けて、出場した。
今年は北京冬季五輪の会場にもなったスキー場が舞台。勾配のある6Kmほどのコースに約30個の障害物が設置され、出場者は世界各国から集まった37人。「障害物の間のランニングや下り坂が得意」と話す永井さんは序盤から先頭集団に。ペナルティも2回に抑えたが1位には突き放され、2位でレースを終えた。「自分の実力は出し切れたので悔いはない。楽しかった」とレース直後を振り返る。
達成感が醍醐味
スパルタンレースを始めたのは小学生4年生の時に偶然SNSでレース動画を見たことがきっかけ。「1つの障害物を乗り越えるたびに達成感を味わえるのが楽しい」と長年、続けていたサッカーを中学入学と同時に辞め、レースに注力。ランニングクラブや静岡県にあるスパルタンレースができる施設で練習に励むなど、ほとんど独学で技術を磨いてきた。
年齢制限により、次回大会がキッズ部門で大会に出場できる最後の機会となるため「これからも体を鍛えて、良い状態で大会を迎えたい」と早くも来年を見据える。
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