株式会社横浜DeNAベイスターズは7月20日、野球振興のための新プロジェクト「やきゅうみらいアクション」を発表した。野球競技人口のすそ野拡大を目指して新競技「BTボール」の普及を図り、今年9月には園児対象の大会を横浜スタジアムで開催する。
小中学生の野球競技人口は全国的に減少傾向で、10年前と比べて小学生で約6万人減、中学生で約11万人減という状況がある。
岡村信悟代表取締役社長は「球場で観戦するという文化が広がってきたが、このままではせっかく根付いたこの文化が廃れていってしまう」という危機感を持つ。
このプロジェクトでは、野球離れの歯止めとして「BTボール」の普及を図る。これは、小学校などで導入されている「ティーボール」を未就学児向けにアレンジしたもの。幼年期から野球の基本動作でもある「投げる」「打つ」「捕る」ことの楽しさにふれることができる。
ルール作成には球団のスペシャルアドバイザー・三浦大輔さんも参加。「昔と違い、気軽にキャッチボールができる場所も少なくなっている。BTボールで、道具を大事にする気持ちや、仲間を応援する姿勢も楽しみながら身につけてもらえたら」と思いを語る。
今後、幼稚園、保育園を対象に普及を進めて行き、9月にはBTボールの大会として「DB.スターマンカップ2017」を横浜スタジアムで開催する予定。保育園、幼稚園単位でのチーム(計80チーム)の参加を呼びかけている。
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