意見広告・議会報告
市政報告 良好な緑地環境を 横浜市会議員(金沢区)坂井太
かつて、鎌倉の鶴岡八幡宮には樹齢1千年の大イチョウがありました。別当公暁が隠れたといわれていますが、きっと頼朝が鎌倉に入り、静御前が舞い、流鏑馬が行われたのを見守っていたことでしょう。しかしその大イチョウも15年ほど前に倒れてしまいました。
横浜は、開港以来まちづくりが進み、現在、人口370万人を擁する大都市になっています。公園や道路には多くの樹木が植えられており、代表的なところでは、山下公園や日本大通りのイチョウ並木など豊かな緑を形成し、都市ヨコハマの景観を語る上で重要な要素となっています。
しかしながら、報道によれば全国で年間5200本以上の倒木事故があると聞きました。県内でも、相模原のキャンプ場で倒木による痛ましい事故がありました。昨年9月に東京都日野市で起きたイチョウの木の枝が折れて下を歩いていた人にあたった事故も記憶に新しいところです。
市内には2700箇所以上の公園に多くの樹木があり、さらに約13万本の樹木が街路樹として植えられています。その多くは植樹してからかなりの年数が経っています。事故のニュースなどを聞くにつけ、公園や道路の安全性を高めるためにはこれらの膨大な量の緑をしっかりと維持管理していく必要があるのではないか、と思っています。
緑の維持管理問う
先に行われた議会の一般質問では、公園の樹木や街路樹について安全と景観を考慮した維持管理の在り方について質問をいたしました。また、私も時折歩いて見て回る「金沢緑地」も、整備された当初は小さな樹木の苗木を植えたものだったのでしょうが、年数の経過に伴い樹木が大きく成長して、緑豊かなグリーンベルト・樹林地になっています。その結果、工業地帯からの音などを防ぎ、住宅地の環境を守る機能は十分に果たされていますが、同時に森の中がうっそうとして、照明が暗く防犯面が心配だ、通勤通学時や夜間のランニングで足元が危なくて利用しづらいといったお声が寄せられています。
議会では、下草を刈り込み枝を落としていくなど、地域の方々にとって安全性の高い環境整備をすることで、魅力のある緑地にしていくべきではないかという意見を述べさせていただきました。街路樹は生き物である以上、寿命は必ずあり、不健全な樹木や老朽化して枯れてしまった樹木は安全のためにも伐採することはやむを得ないことではありますが、伐採し切り株ばかりが増えてしまっても街の美観を損ねてしまいます。安全性を確保し、美しい街並みを形成する「町の財産」である街路樹の思い切ったリニューアル(再整備)のための予算確保の要望も伝えてまいりました。
花と緑をシンボルとしたGREEN×EXPO2027の開催を控え、国際色豊かな開港都市「横浜」で世界中の方々をおもてなしするため、開催地の上瀬谷周辺だけでなく、市域全体の緑を良好にする取り組みを早急に進めていかねばならないと考えています。
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マチニオンガエシ能見台金沢区で活動するハマロードサポーターです。能見台駅近くの堀口交差点付近で植栽活動をしています。 |
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1月1日