市政報告㉑
一般質問での論戦より
公明党横浜市会議員たけだ勝久

　私は横浜市会第２回定例会本会議にて、公明党市議団を代表して一般質問に立ちました。一部を抜粋してご報告します。

災害時の水の確保

　地域防災拠点以外の耐震給水栓整備の考え方について伺います。

　市長「耐震給水栓は災害時にも通常の水道と同様に蛇口から給水ができる設備であります。避難所としての活用が想定される地区センターなどに優先して整備を行うことは災害時の水の確保として重要であります。現在、施設の所管局などによるプロジェクトにおきまして、整備に向けた検討を進めております」

地域交通の充実

　地域交通導入について取組意欲の高い地域を優先して支援すべきと考えますが、見解を伺います。

　市長「まず、早期に高い取組効果が得られるよう、面積が大きく居住人口の多い交通空白地から優先的に行政のプッシュ型の支援を進めることにいたしました。それ以外の地区におきましても、地域の発意に応じて、地域の声を伺いながら支援を行い、地域交通の導入を促進していきます」

高齢者への支援

　身寄りのない高齢者等への支援を今後どのように進めていくのか伺います。

　市長「ＩＣＴ機器を活用した見守り・安否確認サービスへの助成や、いざという時の安心につながる情報登録事業を開始します。加えて、終活に関するお困りごとの相談窓口の設置やリーフレットを作成するほか、成年後見制度のご案内など、個々の状況に応じた支援を総合的に進めます。今後も、更なる施策の充実を図ります」

根岸住宅地区の跡地利用

　サウンディング型市場調査を踏まえた根岸住宅地区のまちづくりの方向性について伺います。

　市長「今回の調査では市大医学部と親和性が高い研究施設や教育施設、一定規模の商業施設、また住宅などの可能性が確認できました。今後、さらに検討を進めて、地権者や市民の皆様のご意見を伺いながら早期に土地利用計画をまとめていきます」