市政報告㉒
一般質問での論戦
公明党横浜市会議員たけだ勝久

　横浜市会第２回定例会の一般質問より、一部を抜粋してご報告いたします。

地域子育て支援拠点

　父親も含めた利用促進を図るために地域子育て支援拠点の日曜日開所を進めていくべきと考えますが、見解を伺います。

　市長「育児を積極的にする男性が増えている一方で、平日に子育て拠点に来られない方々が多くいらっしゃいます。現在、すべての拠点で土曜日は開所しており、一部の拠点では日曜日も開所しています。引き続き、人材確保等の課題はありますが、それをクリアした上で日曜日の開所を広げていくことで、更なる利用促進につなげていきます」

若い世代の地域活動参加

　横浜地域活動・ボランティア情報サイト「よこむすび」が、地域活動に関心がある若い世代と地域をつなぐツールとして発展していくことを強く期待するとともに、若い世代の利用が進むよう周知を工夫すべきと考えます。若い世代に向けた広報と今後の展開の方向性について伺います。

　市長「従来の広報が届いていない層に、「よこむすび」の取組を伝えていくことが重要であり、広報の戦略性が必要です。学生が活動しやすい長期休暇前の広報を強化していきます。そして、利用者の声を聞きながら、サイトの利便性の向上を図り、市内全区への展開につなげていきたいと考えています」

がん検診の受診促進

　がんを早期に発見し、治療へ結びつけていくためには、定期的ながん検診の受診に加え、検診の結果、精密検査が必要となった場合に、確実に検査を受けることが重要です。本市のがん検診の精密検査受診率は、50％から80％程度です。受診率向上の取組の方向性について伺います。

　市長「今年１月からは70歳以上の方について、精密検査を受けられる方についても無料として、受診しやすい環境を整えました。今後、改めて精密検査の必要性をお伝えすると共に、本市から個別に受診勧奨なども行って、確実な精密検査の受診につなげていきたいと考えています」