120周年を迎える永野小学校記念式典の実行委員長を務める 中沢 勝彦さん 上永谷在住 45歳
120年から未来へ
○…11月3日、120周年を迎える永野小学校。そこで行われる記念式典の実行委員長を務める。2009年度、10年度に同小でPTA会長を務めたことから重責を担うことに。「永野小は伝統のある小学校。親、子ども、孫が永野小という人も多く、地域との結びつきも強い。地域と学校をより繋げられたら」と想いを語る。
○…戸塚に生まれ、学生時代は野球に夢中になった。その思いは今も変わらず、週に1度は草野球を楽しんでいる。そんな野球好きが縁となって、子どもが所属をする「上永谷少年野球部」のコーチに。「上手くいかないことが多いからこそ、練習のしがいがあるし、楽しい」と自分の体験をもとに子どもたちに指導を続ける。そんな少年野球の活動をきっかけにPTAの活動にも参加。会長時代には、運動会や地域のイベントなどで積極的に声をかけ、参加者同士のつながり作りを意識していた。
○…普段は自動車の営業マン。いわゆる「仕事人間」と苦笑いする。土日も仕事がある中で、「任された以上はやりとげる。中途半端にはやりたくない」と地域活動にも妥協を見せない。「子どもと触れ合うこと、子育てが好き」と柔和な笑顔を見せ、休日には近所の子どもたちとキャッチボールや一緒に遊ぶことも。一方、中学生の娘と息子に対しては「できることは自分でやってほしい」と厳しい一面も見せるが、「褒めることも大切」と優しい父親の顔ものぞかせる。
○…「高学年になってもみんなランドセルに帽子で登下校する」と永野小児童を温かく見守る。そんな温かい眼差しは地域も同じ。そこに120年の歴史の重みを感じている。その上で、「伝統を受け継ぎつつも、何か新しいものを取り入れていきたい」と今後に想いを馳せる。今後も積極的に運動会や祭り等を通じて、永野小と関わる。だからこそ、「定年が楽しみ」とその瞳は、未来を見据えている。
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