中原区 人物風土記
公開日:2026.04.24
4月12日に発足した「とどろき桃の会」の会長を務める 石子 秋夫さん 宮内在住 78歳
桃の木を次世代へ継承
○...かつて桃の産地だった中原区の歴史を後世に伝えようと発足した「とどろき桃の会」。4月12日に等々力緑地正面広場の花壇で立ち上げ式を実施し、桃の苗木を植樹した。会員25人でスタート。月に一度、同花壇で水やりや整備を行っていく。「若い人たちに好きなように活動していってもらいたい。等々力の入り口の花壇がきれいと言ってもらえるようにしたい」とほほ笑む。
○...宮内で生まれ育ち、二ヶ領用水は幼いころにザリガニ捕りをする遊び場だった。大人になり、横浜で輸入車の整備の仕事に就いてたが、花店を営んでいた母親の影響から花卉園芸の道へ。40年程前に二ヶ領用水の家内橋の桃の木の剪定(せんてい)を頼まれ、「二ヶ領用水・中原桃の会」の手伝いをするように。同会のプロジェクトの代表を務め、桃の木の剪定(せんてい)や消毒に携わってきた。「当時は若く勢いでやっていた。作業が終わったら仲間と一杯やるのが楽しくて」と活動のやりがいを語る。
○...現在も園芸の仕事を続けながら、町会長、春日神社の副理事も務める。幼少期から地元のみこしを担ぎ、今なお現役の担ぎ手。知り合いに頼まれ、御岳山にもみこしを担ぎに行く。「やることが多くて大変だよ」と日に焼けた顔で笑う。畑で桃を育て、イベントで子どもたちに配布し、仲間と育てた野菜も町会で販売する。自分の利益よりも地域のために。「育ててくれた地域への恩返し」。その思いが自身の行動の原動力だ。
○...「街頭が明るくなったね」の言葉を励みに、仲間と楽しく桃の木の維持管理を手掛けてきた。「会の活動が軌道に乗ったら若手に託したい。地元の桃を守っていってほしい」。先人から託された思いを次代へ。かつての桃源郷を取り戻す活動は続く。
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