日野中央の石材会社10社からなる日野石材工業協同組合(臼井瑞穂理事長)が、神奈川県から今年度の優良組合表彰を受けた。組合員の経営基盤の安定に大きく貢献していることなどが評価されたもので、11月26日には県庁本庁舎で表彰式が行われた。
神奈川県では年に1度、事業活動を活発に行っている中小企業組合のうち、業績が優良で他の模範となっている組合やその役職員を表彰している。今年度は、神奈川県中小企業団体中央会からの推薦を受けた県内の優良組合5組合、優良役職員15人が表彰された。
11月26日に行われた表彰式では、黒川雅夫副知事から各組合の代表者ら1人ひとりに表彰状が手渡され、黒川副知事は「地域経済の原動力として、またリーダーとしても、引き続き尽力してもらいたい」と期待を込めた。
変わらぬ信頼で結束
1965年の創立から今年で50周年の節目を迎える日野石材工業協同組合は、日野公園墓地(日野中央)内の管理業務や自然災害等の墓地区画復旧工事等を請け負ってきた実績がある。同組合は創立当初から現在と同じ10社でスタートしており、その後も各社は2代目、3代目と引き継がれているため、「皆お互いによく知った仲。まとまりのよさが、フットワークにもつながっている」と臼井理事長は話す。
事務所も新たに
同組合では現在、事務所の建替えを進めており、11月27日には地鎮祭を挙行=写真下。50年を節目とする建替えは、「(今年4月に逝去した)鳥居秀行前理事長の念願でもあった。歴代の理事長に恥じないよう、組合として協力し、地道にやっていきたい」と臼井理事長は思いを語った。
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