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公開日:2016.01.07
環境絵日記コンクール
児童のアイデアが形に
山之内さんのエコ「七輪」
横浜市資源リサイクル事業協同組合による市内小学生対象の「環境絵日記」コンクールで昨年、日下小学校4年の山之内優香さんの「ソーラーパネルの七輪」が特別賞の1つ「ミツウロコ賞」を受賞。この七輪がこのほど(株)ミツウロコにより実際に製作され、12月25日に同小で授与式が行われた。
同コンクールは、環境問題について子どもたちが考えたことなどを絵と文章で表現するもので、毎年夏に開催。16回目の今回は、市内小学生2万3375人からの応募があった。
その中で、日下小4年の山之内さんの作品が、(株)ミツウロコ(田島晃平代表取締役社長/本社・東京都中央区)により今回新設された特別賞を受賞。「ソーラーパネルの七輪」と題したその作品は、山之内さんが3年生の時の七輪体験が基にあり、「電気もガスも使わずに火をおこせてエコだなと思った。炭が原料だと木が減ってしまうから、太陽光を使うソーラーパネルの七輪があればいいなと思った」と山之内さんは話す。
夢に形で応え
同社の田島社長は、11月に行われた表彰式の後で山之内さんから手紙が届いたことを明かし、「受賞の喜びなどが書いてあり、1年間で1番感動した」と振り返る。同社は現在、石油製品やLPガスなどの製造販売が主軸だが、「元は炭を本業とし、七輪の取扱いもある。何か形にすることでお返しができれば」と、実機製作を決めたという。
同社では試作を重ね、ソーラーパネルで得たエネルギーを蓄電池に貯め、LEDを発光させる「七輪」を完成。12月25日には田島社長らが日下小を訪れ、サプライズでソーラー七輪の授与式が行われた。
自分のアイデアが実物となって現れたことに山之内さんは驚きを隠さず、「びっくりしたけど、うれしい」と笑顔で喜びを語った。
本物は未来に託し
この七輪はファンを内蔵するなど本格的な作りとなっているものの、加熱まではできない仕様で「今のソーラーパネルの技術では熱量が足りず、このサイズにするのは厳しい」と同社担当者。だが、「子どもたちが大人になるころには、皆の努力によって技術も進み、実現できるはず」と未来に期待を込めた。
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