南海トラフ等 市政報告 巨大地震へ備えを 市会議員 たのい一雄
関東大震災が発生した9月1日は「防災の日」です。そして9月は、防災月間となります。
先月8日、日向灘を震源とするマグニチュード7・1の地震が起きました。これにより、政府は1週間にわたり南海トラフ地震臨時情報(巨大地震注意)を発表。中央防災会議は、科学的に想定される最大クラスの南海トラフ巨大地震の被害想定を発表しており、横浜市港南区でも震度5強が想定されています。
横浜市の地震被害想定については、この南海トラフ巨大地震だけではなく、関東大震災をもたらした大正型関東地震の約2倍のエネルギーが想定される「元禄型関東地震」や、横浜市や首都圏での影響が大きい「東京湾北部地震」、さらに満潮時には横浜市内でも海抜約4・9メートルまで浸水が想定されている「慶長型地震」もあります。
いつ発生してもおかしくない巨大地震への備えをしておく必要があります。横浜市では、身近な市立の小中学校等を地域防災拠点として防災備蓄庫の設置、防災資機材・食料等の備蓄を進め、デジタル移動無線を配備しています。まずは、自宅近くの防災拠点を把握してください。また、自宅で避難できる方は「在宅避難」を選択し、いざに備えてください。備えあれば憂いなし―。
田野井一雄
港南区上大岡西1の10の5SKビル4階
TEL:045-841-3221
https://seijinomura.townnews.co.jp/m/summary_pickup_user.html?aid=307
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