ごみの不法投棄をなくしたい。そんな思いから地域住民と行政らが協力した取り組みが12月9日、中区の黄金町2丁目で行われた。
地域住民によると、同所には数年前から家電や家具などの大量の不法投棄が繰り返されており、地域ではその対策に手を焼いていた。そこで今春、住民と区役所を中心にその対策の検討を開始し、土木事務所の「花いっぱい明るいまち事業」を活用するにことに決定、12月の実施となった。
当日は、初黄町内会をはじめNPO法人黄金町エリアマネジメントセンター、区役所、土木事務所、伊勢佐木警察署が協力、運ばれてきた4つのプランターにパンジーやビオラ、マーガレットなど5種類の花が植えられた。
また、黄金町で活動するアーティストのイクタケマコトさんによる8月のワークショップで、参加した子どもたちが描いた理想の黄金町の画をフェンスに展示した。
初黄町内会の秋津茂前会長(76)は「ごみの不法投棄が目に余る状態だった。この取り組みでごみの捨てにくい空間にして、環境浄化の第一弾にしたい」と話していた。
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