中区制90周年・開港記念会館100周年を記念して、同記念事業実行委員会(平山正晴委員長)は、日本郵便(株)と共同で記念切手を製作した。2月1日から中区内の23局で販売が開始。平山委員長は「皆様の協力を得ながら記念の年にしたい」と感謝の言葉を述べていた。
発売された記念切手は、フレームに縁どられたもので、82円切手10枚(うち、横長2枚)からなるシート単位での販売。1シート1300円で、販売部数は1050枚限定、県横浜中央局や横浜港局をはじめ、中区全エリアの23の郵便局で販売されている。
中区の歴史と開港記念会館を題材に、図柄は、関東大震災から復興した山下公園付近が会場となった横浜大博覧会の鳥瞰図や吉田新田、馬車道通、伊勢佐木町などが描かれた貴重な絵葉書をはじめ、ライトアップされた開港記念会館の外観や内部のステンドグラス、2階広間などの写真が採用されている。図柄の絵葉書は、有隣堂や開港資料館などの協力を得て、所蔵作品を使用した。
今回の取り組みは、中区制90周年・開港記念会館100周年記念事業実行委員会が発案し、日本郵便に働きかけたことで実現。昨年12月の実行委員会で記念切手製作が発表された。
「記念の一年に」
2月2日には、中区役所で切手の贈呈式が行われた。日本郵便からは、南関東支社=川崎市川崎区=の藤澤信行副支社長や横浜市南部地区連絡会の服部肇統括局長ら6人が出席。実行委員会からは平山委員長と金子豊副委員長、また三上章彦区長が出席した。
平山委員長は、記念切手について「皆様の協力があって実現した」と感謝し、「今年を記念すべき一年にしたい」と話していた。
また、子どものころ、切手収集が趣味だったという三上区長の発言から、「指紋が付かないようにピンセットで」「大蔵省の文字が入っている切手は貴重だった」など、切手談義に花が咲いていた。記念切手は、区内郵便局の他にも、郵便局のネットショップからも購入可能(別途、郵送料等)。
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