サッカー天皇杯の2回戦が6月6日に行われ、神奈川県代表として出場したYSCCはJ1・浦和レッズに0対3で敗れた。
今季「天皇杯でのJ1クラブ撃破」を目標の一つにしてきたYSCC。その狭さからサッカーファンに「出島」と呼ばれる敵地・浦和駒場スタジアムのアウェイ席には、雨の中多くのYSCCサポーターが詰めかけた。
試合前、樋口靖洋監督から「力を示す試合。本気で勝ちに行こう」と送り出された選手たち。その言葉通り、日本代表経験者も多い浦和相手に序盤から臆することなく攻めていく。数は少ないながらも隙を突いたカウンター攻撃でチャンスを作っていった。
しかし34分、不運にもオウンゴールで先制を許してしまうと前半終わりにはPKを献上。0対2で前半を終える。
後半、浦和の下部組織出身の進昂平選手など若い選手を入れて巻き返しを図るYSCCだったが決定的な場面まで持っていくことが出来ず、終了間際に追加点を奪われ0対3で敗退した。
「経験を力に」
試合後樋口監督は「守って0対0という考えはなく、普段のリーグ戦と同じ戦い方で臨んだ」としつつ「1点も取れなかったことは残念。良い経験で済ますのでなく、できたこと、できなかったことの差を自分たちの力にしようと選手に話しました」とコメントした。
フル出場したDFの中西規真主将は「J3では経験できない個人能力で、何もできずに完敗というか、差を感じた」と悔しさをにじませた。
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