横浜市内の小学生を対象とする「環境絵日記」の優秀特別賞25作品が決定、12月8日には横浜港大さん橋で表彰式が行われる。この取り組みは横浜市資源リサイクル事業協同組合(宗村隆寛理事長)が主催するもので、20回目となる今年は1万5314人が参加した。
テーマは希望する未来像を描く「みんなでつくるSDGs未来都市」。大賞には大綱小学校=港北区=3年生の高砂凛子さんの作品『緑がいっぱいな横はま』が選ばれた。中区・西区からは3作品が入賞。市港湾局長賞に間門小3年生の岡崎航士さんの作品『海の生き物を守りたい』=写真右=、(株)ハイマックス賞に浅間台小3年生、生貝和咲さんの『はじめよう!「One for all,All for one」地きゅうのためにできる事を横はまから』=同中央=、リサイクルデザイン国際交流賞に横浜インターナショナルスクール4年生、レナオカザキさんの『一層綺麗な街』=同左=が輝いた。
港湾局長賞の岡崎さんは、ウミガメを通してプラスチックごみによる海洋汚染を取り上げた。「ウミガメがプラごみを食べて苦しんでいるのをテレビで見た。大変だと思った」と説明した。岡崎さんはエコバッグを使ったり、ごみの分別を行うなど普段から気を付けているという。
ハイマックス賞の生貝さんは地球温暖化を取り上げ、一つの目的のために全員が全力で役割を果たすというラグビーの精神を引き合いに温暖化をストップさせるべきだと訴える。普段から環境問題を家族で話すという生貝さんは「ごみの分別や、ちゃんとご飯を食べきることなどを心がけている」と話した。
2年連続で国際交流賞を受賞したオカザキさんは、各国で成功した女性たちのサクセスストーリーを集めた絵本を読んで、ソーラーパネルのような有用なものを発明したいと思い、葉の形をした太陽電池パネルを付けた街路樹をつくる構想を描いた。「エネルギーを節約すると同時に綺麗な場所になる」と話す。
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