Bar誕生160周年を記念したチャリティーイベントを開いた 幅 義治さん 中区弁天通在勤 69歳
横浜のBar文化を発信
○…横浜で活躍するバーテンダーが一斉にシェイカーを振り、カクテル「ヨコハマ」を160杯分、来場者に振舞った。Bar発祥の地といわれている横浜。元町で開催されたBar誕生160周年を祝うチャリティーイベントの一幕だ。同イベントを企画・運営する委員長を務めた。「このイベントをきっかけに横浜でBarとカクテル文化が広まり、盛り上がれば嬉しいですね」と語る。
○…磯子区出身。横浜立野高校卒業後は虎ノ門にあるホテルオークラ東京に就職した。「まさかBarの配属になるとは想定していなかったです」と笑う。ウェイターから始め、技術を習得しながらカウンターに立つように。訪れるのは、財界のトップや政治家など。「お客様と会話を合わすためにかなり勉強しました」と本から教養を身に付けた。「いろんな価値観を持った人と会話を楽しめるのは、バーテンダーの醍醐味ですね」と楽しさを覚えたのは26歳。「無我夢中でやってきましたから。少し余裕が生まれたとき、初めて気づきました」と笑顔。
○…40歳になる前に横浜へ戻り、アパレルブランドの大手企業が弁天通で経営する「PILGRIM 19th CLUB」のマネージャーに転職。現在もシェイカーを振り続けている。「カウンターに座って何気なく顔を合わすお客様同士が繋がる機会になれれば」と休日を利用し来店者とホテルで忘年会を開いたり、伊豆の貸別荘を借りて酒や料理を楽しむ。
○…現在も磯子区に在住。息抜きは鎌倉や京都などの古都に訪れること。「3カ所くらい神社やお寺を巡って3時くらいからBarに行ってますね」と嬉しそうに説明。今後も横浜からイベントなどでBarとカクテル文化を広めていく。
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