みなとみらい21熱供給(株)(内田茂代表取締役社長)=中区桜木町=はこのほど、みなとみらい本町小学校(小正和彦校長)に桜の木を3本寄贈した。同小の校内には桜の木がなく、地元企業からの突然のプレゼントに子どもたちから喜びの声が上がった。
みなとみらい21地区の冷暖房などに使われる熱を供給する同社。昨年3月20日に教育連携協定を同小と締結し熱供給プラントへの見学受け入れや環境・防災教育の支援を行っている。
今回の植樹は、同小の校内に桜がないことを気にかけていた内田社長の言葉がきっかけとなった。災害などの非常時用に稼働させるボイラーのタンク増設工事を行うなかで、内田社長が施工会社である大成建設(株)横浜支店の寺本剛啓支店長に、新設校である同小に桜の木がないことを紹介。それを受け寺本支店長は「この機会に小学校にもプレゼントしましょう」と桜の寄贈を提案し、植樹が実現した。
同社ではタンクの増設に伴い、設立当初に植えられたソメイヨシノを伐採し、新たに桜の木を植えることになっていたため、寺本支店長が機転を利かせたかたちだ。
横浜ゆかりの品種を
「子どもたちに地元への愛着を持ってほしい」と内田社長の願いで横浜の地名が付いた「ヨコハマヒザクラ」を3本寄贈。児童が通学時に利用する西側の校門近くに植えられた。3月中旬ごろに鮮やかな赤色の花が咲く見通しだ。
2月28日には、寄贈関係者が同小を訪問。全校朝会を開く予定だったが、新型コロナウイルス感染症対策で中止となった。代わりに放送室で開催。児童代表で6年生の和城陶子さんと飯島凜大くんが参加し、内田社長が植樹の経緯やヨコハマヒザクラなどを紹介。桜の木に取り付けるネームプレートを寄贈した。
植樹式では、児童2人をはじめ内田社長らが植木に土を盛った。飯島くんは「新たな学校のシンボルができて嬉しいです。下の学年にも伝えて大切にしていきたいです」と話した。小正校長は「開校して2年、みなとみらい地域の皆様に日々支えられてきました。桜の木はまさに象徴的なものです。児童たちと大切に育てていきます」と感謝を述べた。
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