市立横浜商業高校(Y校)と横浜市立大学(市大)、市大の前身である市立横浜商業専門学校(Y専)の3校の卒業生および現役生からなる「進交会」。中区相生町6丁目にある同会の会館建て替えが、このほど完了した。3月4日には建物を清め安全を祈願する神事が関係者26人の出席のもと、執り行われた。
新会館は鉄筋コンクリート造の9階建。建築面積は177平方メートルで延床面積は1303平方メートル。2階に同窓会事務所と会員専用のサロン「みなと倶楽部」、3階は貸会議室で1階はテナント、4階から9階までは24戸の賃貸住宅となっている。
高校と大学が一体化した全国でも珍しい同窓会である進交会は120年余の歴史を持ち、約6万1500人の会員を誇る。会館が建つ土地は同会が所有する。
同会は2016年夏から特別委員会を立ち上げ、旧会館の老朽化やテナント撤退などの課題解決策を話し合ってきた。その集まりは60回を数えた。神事の後、あいさつにした古屋文雄代表理事は「感無量」と新会館完成を喜んだ。また「進交会の情報発信など、ワンチームになって母校を支援していきたい」と話していた。
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