ママ友たちが作品を持ち寄った手芸品展が就労支援事業所ギッフェリ=中区千歳町1の11=で27日まで行われている。
キリストの復活祭である「イースター」にちなんだ卵とうさぎのオブジェやハーダンガー刺繍のクロスにポーチやカバンなど、すべて手作りの一点もの約100点が並ぶ。一部は販売されており、売上の一部はギッフェリに寄付される。
この手芸品展は、ママ友仲間による2回目の展示会。中川本子さん(56)=港南区=が、次女が通っていた学校のママ友に声をかけ10人ほどが出品。ギッフェリでの展示は、同所を運営する社会福祉法人恵友会の坂口育子理事長と中川さんがボランティア活動を通して知り合ったのがきっかけ。1回目は2017年の12月に開催した。
中川さんは手芸を趣味にする仲間の発表の場をつくるとともに、就労支援事業所について理解を深めてもらいたいと、ギッフェリを会場にした。「手作り品は心がこもっていて、温かい気持ちになります」と来場を呼び掛けている。
ギッフェリはカフェを併設する精神障害者の就労支援事業所。カフェではスタッフが作ったパンを販売するとともに、地域に親しんでもらおうとギャラリースペースも貸し出している。施設長を兼任する坂口理事長の考えで、スイスから生地を取り寄せるなど品質にもこだわる。営業時間は午前10時30分〜午後3時、土日祝は休み。
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