座席数約5000席増などを盛り込んだ、横浜スタジアムの大規模な改修工事が2月末に竣工した。
工事は2017年11月から段階的に行われ、約2年3カ月に及ぶ改修で収容人数が約2万9000席から3万4000席に増えたほか、老朽化対策の改修が行われた。
球場外周を囲うように高さ6m、全長600mの回遊デッキ「Yデッキ」を新たに設置。従来の内野外周エリアを拡張したもので、横浜公園内の通路として自由に通行できるが、試合開催日のみ横浜スタジアムの場内として扱われ、観戦チケットが必要となる。
Yデッキ内にバックスクリーン下部分から球場内を見渡せるフォトスポット「ドリームゲートスタンド」も新設した。公園と球場との一体化が一層図られ、「コミュニティボールパーク化構想」がより進められた形となった。
シーズン開幕は延期
一方で新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、3月20日に予定されていたレギュラーシーズン開幕の延期が決定。
これを受けてラミレス監督は「チームとしては、来るべき開幕に向けて変わらず、準備をしていきます。ファンの皆さんにおかれましては、予定より開幕は遅れますが、これまでと変わらず温かいご支援を宜しくお願いします!」とコメントした。
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