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中区・西区版 公開:2020年10月1日 エリアトップへ

山手警察署の第85代署長に就任した 前田 俊明さん 中区本牧原在住 55歳

公開:2020年10月1日

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住民目線で治安を守る

 ○…伊勢佐木警察署の副署長を経て、山手警察署で初めての署長の任に就くことになった。「山手地区の治安を守る責任者。安全・安心を実現していく重責を感じております」と背筋を伸ばし、「伝統や歴史を備え住宅地の多い山手地区の治安を守っていくためには、まずは地域を知ることが大切。自分の足で地域を巡り特色を感じ、それに合わせた業務を遂行していきたい」と意気込む。

 ○…北海道札幌市出身。ブルース・リーや漫画『空手バカ一代』から空手に興味を持ち、中学校から高校卒業まで続けた。高校では部活の主将も務めた。高校卒業後は「体を使って人助けがしたい」と警察官に。当時サザンオールスターズへの憧れから「横浜や湘南で暮らしたい」と神奈川県に渡った。最初の配属は伊勢原署。機動隊や戸部署、捜査第一課、葉山署などを歴任した。

 ○…阪神淡路大震災の発生時には現場に入った。避難所生活送る人たちの住居を空き巣などの犯罪から守るための治安維持や避難所への誘導などを行った。「緊張感を持って対応する警察官たちと一緒に仕事ができたことや人の温かさを身をもって感じた貴重な経験だった」と振り返る。捜査第一課のときは放火などを扱う事件を担当。火災や消火活動で証拠が残りにくい状況で真実を見極めていく術を学んだ。

 ○…4人家族。署長就任前は金沢区に住んでいた。3年前、県民広報課で音楽隊と仕事した縁からサックスを習い始めた。「音楽隊の演奏をみてたら、サックスがかっこよくて趣味にしたかった」と笑顔。署員には、住民目線で業務を行うことを意識してほしいと呼びかけている。「自分の足で歩き、住民と同じ目線でまちをみることで地域の安全・安心を守っていきたい」

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