Bリーグ3部のプロバスケットボールチーム「横浜エクセレンス」が7月1日、ホームタウンを横浜市に移転し、始動した。
同チームは「東京エクセレンス」として2012年に設立。東京都板橋区立小豆沢体育館をホームアリーナとして過去2回2部への昇格を経験するものの、アリーナ基準である3千人の収容を満たすことができず降格。その基準を満たす横浜武道館=中区=が昨年オープンしたことから、本拠地移転を決断した。移転に伴い「横浜エクセレンス」に改称。クラブロゴは、横浜発祥の「ガス灯」をモチーフにした。
関内関外の活性化に
記者会見で横浜エクセレンスの向井昇代表取締役は「他のスポーツ団体と連携しながら横浜を盛り上げていき、市民に応援してもらえるクラブになれるよう努めたい」と抱負を述べ、関内関外エリアの再開発プロジェクトでも、スポーツコンテンツとして街の活性化の一翼を担いたいとした。林文子市長は、武道館の斜め前に1部参加基準である5千人収容のメインアリーナが24年に竣工することに触れ「横浜ビー・コルセアーズとの直接対決が実現するだろうと今から楽しみにしている」と期待した。
同クラブでは秋に開幕する来シーズンに向け、7月から武道館でイベントを開催。「まずはホームアリーナのある中区を中心に少しずつファンを増やし、市内に広げていきたい」とし、商店街や学校などへの訪問を行いながら、地元横浜での認知度アップを目指す。
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