中区役所で防災の日にあたる9月1日、ラジオの電波で情報発信を行う緊急割り込み放送の訓練が行われた。中区を中心に放送するコミュニティラジオ局・マリンFM(86・1MHz)の協力により実現。昨年に続き2回目となる。
中区はマリンFMを放送する(株)横浜マリンエフエム(笹原延介代表取締役)=中区本牧町=と災害時放送協定を2019年8月に締結。災害発生時の区内の被害状況や救援物資配布情報などを、ラジオを通して区民へ発信できる体制を築いている。大雨により警戒レベル4「避難指示」が発令された7月3日には、早朝から実際に緊急割り込み放送が実施された。
中消防署も連携
訓練当日は、午前11時55分から正午までの5分間の割り込み放送で、中区役所総務課庶務係の浅野太我さんのほか今回は、中消防署総務・予防課の佐藤信行さんも放送に臨んだ。
浅野さんが、地震発生時の避難の仕方などについて発信し、佐藤さんが地震による火災を防止するため、感震ブレーカーや家庭用消火器など日頃からの備えについて呼びかけた。訓練に臨んだ浅野さんは「ゆっくり滑舌よく、話すことを意識した。災害時にも正確に発信できるよう、関係各所と連携し準備を進めていきたい」と話した。
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