B3リーグ所属のプロバスケットボールクラブ「横浜エクセレンス」のヘッドコーチを務める 石田 剛規さん 藤沢市在住 38歳
横浜で新たな挑戦
○…新ホームアリーナとなった横浜武道館で10月に開幕戦を迎えるバスケ・B3の「横浜エクセレンス(EX)」。プロスポーツが盛んな横浜でその名を背負い、プレーできる喜びと責務を選手と共有し「応援しがいのあるチームにしていきたい」と勝利を目指す。
○…茨城県出身。「サッカーよりやっている友達が多かったから」と小4でバスケを始めた。中高と部活で続け、慶応義塾大のバスケットボール部へ。学生時代は西区に住み、建築の授業でみなとみらいのビルや美術館を見に訪れた。街づくりや空間デザインに興味を持ち、建築家の夢と悩みながら文武両道を貫く中、大学3年の時にトップの実業団チームから誘いを受け「100%バスケに集中し、どこまでできるか挑戦しよう」と卒業後に入団。しかし1年目に膝に大けがを負い4年間思うようなプレーができなかったことから、26歳で引退した。
○…全国を回って子どもにバスケを教え、ドラマで役者にバスケ指導したのがきっかけで俳優デビューするなど、好奇心が赴くまま新しいことに挑戦し続けた。バスケの楽しさを再確認し、2年で現役復帰。選手として千葉ジェッツやEXのプロ化に携わり、34歳でHC(ヘッドコーチ)に。今季のメンバーは「23歳から43歳まで個性的な選手ばかり。”推し”の選手をぜひ見つけて欲しい」とアピール。「選手の魅力を最大限に引き出せるよう采配したい」と意気込む。
○…3歳になる愛娘の話になると途端に表情が緩む。自宅のある藤沢市を拠点にした3人制バスケ・湘南サンズのオーナーも務め、スポーツを通じた地域貢献活動にも尽力。「商店街訪問や子どものバスケ教室、SNSなど、横浜の人たちとも様々な形で交流ができたら」と笑顔を見せた。
|
|
|
|
|
|
|
<PR>